物語4
べラリンの壁1
毎日の立ってるだけの仕事に気合がはいった
もうすぐ包丁がもてる。そうはじめてここに立った日
おい!みんな「こんな調理学校もいってないなんも知らんゴミみたいな奴
そうやなぁ~、こいつの事ゴミと呼ぼうや」
「まぁホンマはカスとかクソがいいけど、食べもんやから
ゴミでまけたるわ~」「はっはっはっは」
ゴミ担当の今井があざ笑った。
あの日から3か月そしてもうすぐあっちに行ける
そう「べラリンの壁の向こうにいくねん」「べラリンの崩壊や」
ゴミは、みんなが気持ち悪くなるぐらいい、いやみんな緊張する
くらいみんなの仕事を見た。
そして、みんなが帰った後エアーじゃがいも剥きやエアー大根など
何もない手の中で練習した。みんなは、とうとう頭がおかしくなった
のではと・・・ただ笑う奴は、もういなかった。
どうせ、「もうクビやし」「かわいそうやけど、現実や」
後1か月でおらんようになる。
そんな時、料理長室で、大声で泣き叫ぶ声が聞こえた
谷口だ、そうトイレの一件から谷口はゴミを好きになっていた
ただ、10番以下の人間は、入る事を許されない部屋
「お願いします!頼みます!ゴミをゴミを、俺クビにしていいですから」
4番の滝が、おまえは、自分の仕事のことだけ考えとけ!」
おもっきりほうりだされた
2番の山下が、親方に最近若い者に元気でてきましたね~
あいつが来てから誰も逃げ出してないし、(やめてない)
みんな緊張して、仕事するようになって、必要かもしれませんんね
あんなゴミ
料理長は、にこりとも笑わず、険しい顔をしていた。
その晩、ゴミ捨て場で
ゴミが叫んだ「何や~」「これ、」「えっマジ」
「神は、おんねん」「俺幸せすぎてバチあたるで~」
ゴミ捨て場で、ぺティナイフをひらったのだ
そして、そ次に目にしたものは、
「フルマラソン完走マニアル」と書かれた本だった
しかし、その本には目にもくれず横に捨て、見たものは、
山内料理書であった。江戸時代の料理人で、歴史的な名前の由来など
を書いた本であった。そして、解読する辞書もあった。
う~んカツオは、・・・この字はなんてと調べるんやな
そして、マラソンの本はおきざりにしていつものように階段で上がった
14階をかけぬけた頃、田中がそこにいた。
「田中さん、どうしたんです?」「いや~なにも」
「トレーニングですか? お互いがんばりましょうね」
「おい、おまえ毎日20階まで、あがってんか?」
「はい。今日なんか、西田さんがこんな小さなゴミほりに
下まで、6回目ですわ~」
最初30分かかってんけど、最速7分ですわ」
「じゃ、行きます 息切れ一つせず駆け上がっていった」
「あいつ、もしかしたら」田中は、息が上がって死にそうだった
やばいと感じた、もし俺がゴミに負けたら・・・」
厨房に帰ると拾った包丁を持って、「早く夜中にならないかなぁ~」
思いながら、夜の営業が始まった。
4番の滝がふと
「西田さん、ぺティナイフ新しいのん変えたんですか?」
「あんなに大事に使ってたのに」
状況は徐々にですが 良くなっていって
と思いましたが
フルマラソンのマニアル本をそのままにしたのが
非常に気になりますね
次回はいよいよ最後の 第五話ですね
土日はお休みだから 週明けにコメントさせて頂きます
投稿: 缶麺ライダー | 2009年11月13日 (金) 16時32分
仮面さんへ
そうなんです。もっともっと書きたいのですが
年末なんです。残念です。
次回最終回です。
ほんとにいろんなお客様が会いにきてくれました。
お手紙もいただきました。
字ばかりのブログを・・・・
そこで、特別編、10年後も書きます。1話ですが
最後泣いてもらいますので
ハンカチを持って読んでください。
投稿: 大阪上本町和食日本料理和食会席・割烹和洋折衷料理日本酒やま上本町 やま 個室で接待、法事、顔合わせなど 店長 やまちゃん | 2009年11月14日 (土) 01時58分
どうなるの?
どうなるの?
胸騒ぎがするのはわたしだけ・・・?
わたしは、やまちゃんが勝つと思うけど・・・
そう信じたいけど・・・・
どうなるんだろう・・・・
投稿: 船橋 さんごく四川火鍋のお店 店長 チャビママ | 2009年11月14日 (土) 15時50分